交通事故相談センターに示談依頼するメリット・デメリット

 

弁護士示談

交通事故相談センターのメリットは?

交通事故を起こしてしまい、示談を交通事故相談センターに交通事故示談を依頼するメリットとデメリットは何かというと、まずメリットは無料で弁護士に法律相談が出来たり示談斡旋を受ける事が出来るという点です。また仮に示談斡旋がうまくいかなかった場合でも、相手側が自動車共済に加入している場合は審査をしてもらい拘束力を持った結果を出す事が出来ます。

交通事故相談センターには全国中に沢山の相談所があり、無料で弁護士に法律相談をする事が出来ます。一つの事故に対して基本的に5回まで無料で弁護士と面会をして相談が受けられます。相談時間は1回につき約30分程度で、事故による損害額を計算したり、過失割合がどれ位あるのか等が相談できます。

他にも電話で相談をする事も出来ます。電話の場合は10分程度と制限されており、その理由は電話だ事故の詳しい状況を聞く事が出来ないからです。あくまで大まかな相談のみになり、詳しくは面接相談を利用する事になります。

交通事故相談センターでは無料で弁護士による示談斡旋を受ける事も可能というのも大きなメリットです。これは過去の交通事故の判例や裁判所の基準を参考にしながら弁護士が公正中立な立場で、適正な賠償額によって示談の成立を手助けする制度です。この示談斡旋は交通事故相談センターの中心的な業務で比較的早いスピードで進むというのも特徴です。しかしこの示談斡旋は全ての相談所で行われている訳ではなく、主に県庁所在地にある所に限られるので確認が必要です。

他にも仮に示談斡旋が成立しなかった場合、相手側が日弁連交通事故相談センターと協定を結んでいる自動車共済の場合は審査結果に拘束力があるので、審査に回して示談が成立する可能性が高くなるというのもメリットです。

交通事故相談センターのデメリットは?

一方、デメリットも存在します。それは損害保険会社とは協定を結んでいない為、こうした会社に対しては拘束力がないという点です。その為交通事故を起こした際に、相手側が損害保険会社に加入している場合は、示談斡旋はすることが可能ですが審査を行う事は出来ないというのはデメリットの一つです。

また相談した時に担当してくれる弁護士も、斡旋を担当してくれた弁護士も正式な代理人ではないという事です。法律相談にのってくれる弁護士と示談斡旋をしてくれる弁護士は別々で同一人物ではありません。あくまで相談担当の弁護士は相談に対してこの案件が示談斡旋に適しているかを判断するだけですし、斡旋担当の弁護士もこちら側に付いてくれるというわけではなく中立の立場で示談斡旋するのが仕事です。

その為、それぞれの担当弁護士も、こちらの代理人として相手側の損害保険会社や自動車共済と示談交渉をしてくれるという訳ではありません。しかも示談斡旋の金額も、裁判所基準の約8割程度の額が提示されるケースが多いです。その理由はこれらの弁護士は有利な示談を取り付けるのが目的ではなく、あくまで示談の斡旋が仕事の役割だからです。

このように交通事故相談センターに交通事故の示談を依頼する場合はメリットとデメリットの両方があるので、よく確認してから相談する事が大切です。

 

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